添付文書中によく記載されている「年齢・症状により適宜増減」・・・。
どう考えればいいのでしょう?
一般的に
- 小児については、体重に応じた投与量
- 高齢者や肝・腎障害者などについては減量する。(高齢者は代謝機能の低下により、薬剤の蓄積がみられることがあるため、個体差に配慮し、適切な投与量を!)
- 増量は、おおむね常用量の2倍程度が限界(個々の薬剤に相違がある)
と考えられています。
特に増量をする場合、注意が必要です。
1回の常用量を超える量の薬剤を投薬した場合、レセプトの摘要欄に「増量を必要とした理由等」の記載が必要です。
また、全ての薬剤に「年齢・症状により適宜増減」が認められているわけではありません!!
「年齢、症状、疾患により適宜増減するが、1日○mgを超えないこととする。」とされている薬剤もありますので、注意が必要です。 |