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逆流性食道炎にタケプロンやオメプラゾンなどのプロトンポンプ阻害薬(PPI)を使用した場合について

医療事務の初心者が「逆流性食道炎にタケプロンやオメプラゾンなどのプロトンポンプ阻害薬(PPI)を使用した場合」について悩むポイントを解説しています。
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逆流性食道炎にタケプロンやオメプラゾンなどのプロトンポンプ阻害薬(PPI)を
使用した場合
Q:タケプロン(15)を処方し、逆流性食道炎の病名があるのにレセプトが切られました。なぜでしょう?
不思議な気がしますが、難治性逆流性食道炎だと、6週以上処方できるそうです。
『難治性』を付けているものでは、今のところ、返戻はありません。
(回答者 カタカナのタマ さん)
タケプロンは逆流性食道炎でも「維持療法」というコメントをいれないととおらないと思います。
というか当院では「維持療法」というコメントをいれていて削られてはいませんよ。
(回答者 あらすまさん)
レセ電病名に「維持療法の必要な難治性逆流性食道炎」というのがあります。
これが使えるかと思いますよー
(回答者 ぽちさん)
Q:パリエットやたけぶろんなどのPPIの長期投薬の場合、レセに再発再燃・・・を記載してますか?またコメを記載しなくても、難治性逆食にすれば平気でしょうか?
当院では逆流性食道炎の維持療法の場合、標準病名でもある
「維持療法の必要な難治性逆流性食道炎」
でレセ表記しています。
都道府県によっては「逆流性食道炎」だけでも維持療法とみてくれるところもあるようです。

ランソプラゾール(タケプロン等)を30mgで維持療法を行う場合はコメントを付けています。

査定経験としては
・レセから維持療法だと読み取れなかったタケプロン15mg(ずいぶん前ですが)
・タケプロンやそのジェネリックの30mgで維持療法を行っていたがコメント等が無く必要性がわからず「不適切」として減点
でしょうか。
(回答者 ぽちさん)
Q:逆流性食道炎でタケプロンを処方した場合、8週目以降はコメントをつけると教わりましたが、腰痛症がついている場合はコメントは必要ないと言われました。本当に必要ないのでしょうか?
MRさんの説明では、タケプロン15mgは、(腰痛などのため)鎮痛消炎剤を投与中の方の潰瘍防止のために適応が追加になったとのことですが、やはり胃潰瘍(の既往あり)などの病名あるいは注記が必要なようです。このことを言われているのでしょうか。
私たちのところでは15mg投与については逆流性食道炎の病名のみで注記などはしていませんが、いままで減点はされていないです。15mgでは効果不十分で30mgを投与する場合は再燃性逆流性食道炎の病名で、これも注記していませんが、いままで減点されていないです。
(回答者 てぃむさん)
Q:例えば 逆流性食道炎の場合 当院ではPPI製剤を最初から10mgで処方してるんが 必要性があった上で8週超えた場合には再燃・再発や難治性をつけてもらうようにドクターには伝えて有るのですが 最近面倒臭くなってきたのか 最初から再燃・再発や難治性をつけてきます
これってダメですよね? 
他院で治療歴があると患者さんが申告すれば最初から難治性・・がついてもおかしくないと思いますが数が多いと怪しまれるような気がします。
当院では少なくとも4週は胃潰瘍、または逆流性食道炎の病名をつけてから再発性・難治性に切り替えています。
(回答者 ゆうさん)
当院でも実情はゆうさんのところと同様です。

厳密にいうと・・・
1.逆流性食道炎の診断→PPI投与開始
2.投与期間終了→H2ブロッカーなどに変更
3.再燃するためPPIに戻す→維持療法の必要な難治性逆流性食道炎の診断
と、このような流れが理想なんでしょうね。。。
(回答者 ぽちさん)
参考:タケプロン、オメプラゾンの用法
オメプラゾンの用法
通常、成人はオメプラゾールとして1日1回20mgを経口服用する。なお、通常、8週間までの服用とする。さらに再発、再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1日1回10〜20mgを経口服用する。
タケプロンの用法
通常、成人はランソプラゾールとして1回30mgを1日1回経口服用する。なお、通常8週間までの服用とする。さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回15mgを1日1回経口服用するが、効果不十分の場合は、1日1回30mgを経口服用することができる。
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