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疑い病名での薬の処方について

医療事務の初心者が「疑い病名での薬の処方」について悩むポイントを解説しています。
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疑い病名での薬の処方
Q:大腸がんの疑い という病名で、チアトンを処方しております。
これは、通りますか?
効能・効果: (胃炎、胃潰瘍、過敏性大腸症候群、十二指腸潰瘍、胆道疾患、胆嚢疾患、腸炎、尿路結石症)の(運動機能亢進、痙攣)

「大腸がんの疑い」では対象疾患なしとして査定されても文句言えないように思えます。

また地域差はあるかとも思いますが、そもそも「疑い」病名での処方は一切不可!として査定してくる場合もありますので・・・。

当院で実際にあった事例では、高血圧・高脂血症で定期通院されている方が胸痛で受診し、
狭心症が疑われニトロを使用したが、諸検査により、結局狭心症は否定された、というケースで
「狭心症の疑い」で請求したら、ニトロが査定されたことがあります・・・。

先生の診断では、このくすりの効果をみて確定診断をつけるので、投与時点では「疑い」ではあっても、
審査側の言い分では、処方する以上、「確定診断」がなければおかしい!
ということのようです。

ただご質問のケースとは意味合いが違いますね。大腸がんを疑われる諸症状があるかと思いますが、
そのどれかが、この薬剤の適応疾患に該当するのであれば、その症状(病名)を
レセプトには確定で乗せる必要があると思います。診断については医師に確認しましょう。
(回答者 くりぼうずさん)
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