記事内に広告を含む場合があります。

自己注射していない患者に在宅自己血糖測定

2型糖尿病の外来患者さんに対し、Drがインシュリン注射は処方しないが自宅で自分で血糖値を測るようにと(Dr直接手渡しで)血糖測定器とセンサーと測定用針と脱脂綿を渡してしまうという事例(事件?)が発生してしまいました。患者さんは会計のない方で、たまたまその日は薬も処方されなかったので、診察室を出てそのまま帰宅されたようです。
自己血糖測定関連は、インシュリンなどを投与している患者で『在宅自己注射指導管理料』を算定するものが前提ですよね?
患者と連絡がつきません(お盆がらみ?)。
おそらく血糖値はがんがん測定しているでしょう。
なんとか算定できるものは、ないでしょうか?
(2018/8/16)
これは大変ですね。
おっしゃる通り、保険適応外となりますので、まずは速やかに院内周知が必要です。
インスリンは必要ないが、よりよい自己管理を目的に血糖自己測定をお勧めして、ご自身で調剤薬局にて購入していただくしかありません。
先生の善意から起こってしまったのでしょうが、以前からあったのではないでしょうか?
事務方から院内全体に保険診療の仕組みを周知し、看護師を含め関係職種の皆さんに協力をお願いしましょう。
他の加算等も含めて、特に看護職の方に意識をしてもらうことで、かなり防げると思います。
また、薬剤師(検査技師?)の方にも協力をお願いし、機器の受け渡しはいつ、どこで、誰がするのか、保険適用などのチェックは誰がする
のかなど、システムの見直しが必要かも知れません。
この事例の患者さんについては、丁寧に説明して、測定を希望されない場合には引き取るほうがよろしいかと思います。
それまでの測定に係る費用は持ち出しになってしまいますが・・・
(回答者 ひでき さん)

コメント

タイトルとURLをコピーしました