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退院時における在宅用材料・物品

基本的な考え方について教えてください!
気管カニューレを装着している、3か月弱入院していた患者様が今月24日に退院することになりました。
入院においては気管カニューレの交換の際には、カニューレ(=特定保険材料)代のみを、交換するたびに、処置本体点数は算定せず処置薬剤のみという形で算定しレセ請求しておりました。
この患者様は今月28日に地元の診療所かかりつけ医に外来診察をするらしく、それ以後当院を受診することは当分ありません。
で、患者様の家族の方から「24日の退院日から、かかりつけ医を受診する28日までの間までのカニューレや、その交換に付随する物品(精製水ほか諸々)を出してほしいと言われました。先生も「もしかしたら28日にかかりつけ医を受診できなくなる可能性(災害等?)もあり得るので、少し多めに出してあげて」とのこと。
・・・
こういうパターンは入院医療機関でよくある話だと思うのです。おそらく外来診療する医療機関(ここではかかりつけ医)では在宅○○管理料を算定するとともに、患者様へ外来診療医療機関側が物品材料等を用意し渡すというパターンだと思うのですが、逆に入院医療機関側では退院時に物品材料等について用意し渡したりするものなのでしょうか?入院中は『在宅○○管理料』などは算定できませんよね。退院日に『退院後用』として手渡した特定保険医療材料をレセで算定できるのでしょうか?算定できないとしても、でも退院日から外来受診までの間にも材料は必要だと思うし、そうなると入院医療機関側では持ち出し(サービス)の形になる???
普通こういうケースでは入院医療機関側ではどのような対応をするのでしょうか?
・材料代はバカには出来ません。
・退院時多く出してもらうように入院医療機関に言えとアドバイスする、外来診療医療機関もあると聞きます・・・
(2019/5/22)
入院料に在宅医療の点数が包括されていなければ、在宅における気管切開に関する指導管理を行って、退院日に在宅気管切開患者指導管理料と、在宅医療の材料として在宅寝たきり患者処置用気管切開後留置用チューブを1月分の数量を支給して算定する形になると思います。(回答者 嘴広鸛さん)

 

基本的には嘴広鸛さんのおっしゃるとおりと思います。
文面を読んで一つ、気になることがあります。
気切後の医学管理(主治医)はどちらなのでしょうか。文面を見た限りですが、先方(診療所)は緊急往診などの体制があるのか不安です。
先方との退院後の連携(バトンパス)について、きとんと相談できていればいいのですが・・・
在宅療養管理指導は、主たる医療機関で算定するので、医学的な管理をどちらにするのか、患者さんにも説明・同意が必要と考えます。
(回答者 ひできさん)

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