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初・再診の摘要欄への記載事項

30年4月改定の「摘要」欄への記載事項について質問させていただきます。
初診料・再診料の後、当該初診・再診に付随する一連の行為を後日行った場合であって、当該初診・再診日が
前月である場合に、下記のコメントを記載するようになりましたが、どのような場合に記載するのか理解できていません。
ア:初診又は再診時に行った検査、画像診断の結果のみを聞きに来院
イ:往診等の後に、薬剤のみを取りに来院
ウ:一旦帰宅し、後刻又は後日検査、画像診断、手術等を受けに来院
これは初診・再診料を算定する全員にコメント記載しなければいけないのでしょうか?
(2018/5/19)
ご指摘のとおり、月をまたがって初再診に付随する一連の行為を後日行った場合は摘要欄に記載することになっています。
ご面倒でもア~ウの場合は記載が必要です。
(回答者 ひできさん)
当院はアレルギーの検査を受けた1週間後に検査結果を聞きに来るケースが多いのですが、
月をまたいだ場合は摘要欄にコメントが必要、ということですよね。
その場合、通常通り
再診料や外来管理加算の算定をする、ということでいいでしょうか。
(2018/5/21)
お尋ねの件ですが、初再診料の通則には、「初診時又は再診時に行った検査、画像診断の結果のみを聞きに来た場合」は、初再診料は算定できないとあります。
検査結果の説明を後日行う場合は、前回の診察に附随する一連の行為となるため、診察料は算定できません。
ただし、検査結果の説明以外に医学的に必要な指導や以後の診療方針などの説明をしていれば、記録に基づき算定できるものと考えます。
レセプト記載要領には、月を跨って前回の診察に附随する一連の行為を行った場合は、摘要欄にコメントを入れることになっています。
よって、該当する場合は全員にコメントを記載する必要があります。
なお、月を跨っていない場合は記載の必要はありません。
(回答者 ひできさん)

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