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予防接種の基礎知識

定期接種

接種の時期が定期的にもうけられているものです。
接種の日時や場所については市町村の役場及び区役所から通知されます。
ポリオ、BCG、麻しん(はしか)、風しん、百日せき、ジフテリア、破傷風などが、これにあたります。
※日本脳炎の予防接種が原因で、死亡者が出たため定期接種での接種は見送られています。どうしても接種を希望される方のみ、「同意書」をとって接種を受けます。

任意接種

希望によって受けられるもの。
接種料金は自費扱いとなります。
インフルエンザ、おたふくかぜ、水痘(水ぼうそう)、B型肝炎などが、これにあたります。

ワクチンの性質について

生ワクチン

生きた病原体の毒性を弱めてつくったものです。
一回接種すれば免疫が長期間続くのが特徴です。
生ワクチンは生きているので、接種すると体内で病原体が増殖します。そのため、軽くですが、その感染症にかかったのと同じ症状が出ることがあります。また、1~3週間の潜伏期間のあと、まれに発熱することもあります。

主な生ワクチンの予防接種

ポリオ、BCG、おたふくかぜ、麻しん(はしか)、風しん、水痘(水ぼうそう)など

不活性ワクチン

毒性の強い病原体を殺して作ったものです。
生ワクチンと違い免疫の持続期間が短いため、接種に数回の追加が必要です。
同じようなものに、「トキソイド」があります。トキソイドは、菌の出す毒素を無毒化してつくったものです。
不活性ワクチンを接種した直後に、発熱したりすることがあります。

主な不活性ワクチンの予防接種

百日せき、日本脳炎、インフルエンザなど

主なトキソイドの予防接種

破傷風、ジフテリアなど

接種間隔

生ワクチン
ポリオ、麻しん風しん(平成18年4月から麻疹・風疹混合ワクチンMRワクチン)、BCG 4週間以上あける
不活性ワクチン
DPT(三種混合)、DT(二種混合) 日本脳炎 1週間以上あける
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