私たちは、基本診察しないとお薬はお出し出来兼ねますし、保険が効かなくなりますので。とお伝えします。
これは、本当ですか?
こう伝えても、一年間お薬のみ出されている方もいらっしゃいます。。。
矛盾ですよね。。。。
本当に自費にして良いのか?先生が出して良し!とすれば、お薬のみ処方okなのか?
ちなみに平成24年度の医科集団指導用テキストとしても使用されているみたいです。
「保険診療の理解のために (医 科) – 地方厚生(支)局 – 厚生労働省」
これをみると保険診療の禁止事項として、その第一に
「無診療治療等の禁止」があげられており、その例として
『定期的に通院する慢性疾患の患者に対し、診察を行わずに投薬。又は、診察を行わずに処方せんの交付』
『診療録に、診察に関する記載が全くなかったり、「薬のみ(medication)」等の記載しかない。
(無診療治療の疑い)』
ということがあげられています。
また無診療治療に関しては、
「保険診療上不適切であるのみならず、医師法違反、また倫理的にも医療安全の観点からも
極めて不適切な行為であることは言うまでもない。」
と断罪されています。
とはいっても長年の慣習で…ということもあるとは思いますが、
改善の方向に進めていかないと、いつか大問題になる可能性もありますよ。
ちなみに当院でも改善に向けていろいろと進行中です。
つまりぶっちゃけ完全にはできていないということです(汗)
(回答者 くりぼうずさん)
本人以外が代理で処方して欲しいと来院されることが多々あります。
当院では昔は家族の方でしたら処方していたのですが、
家族だと言っていたのに実は近所に住んでいる友人だったや、
実は本人は入院中で家族が薬を取りにきたという件が相次ぎ
無診察処方についても先生が不安だったのもあって現在は全面禁止しております
ただ、近所では代理処方をしているクリニックがあることもあり
お断りすると他はやってくれるのに!と苦情を言われることが多くて困っています
皆さまの職場では代理人への処方の対応はどうされているでしょうか?
(2018/8/9)
医師法第20条には、無診察診療の禁止が定められています。
先生が不安になるのは、無診察で処方した結果、病状が悪化したり死亡したりした場合に、
医師法違反により訴訟を受けるかも知れないからです。
ゆきさんの医療機関の方針を決めて、院内掲示や回覧、ホームページ等で無診察治療はし
ない旨の意思表示をされたほうがよろしいかと存じます。
なお、家族であることが明らかで、一時的な来院不能な理由を診療録に残し、次回は必ず
受診することを指示した場合など、「やむを得ない」と医師が判断した場合には、医師の
責任において処方すればよろしいかと思います。
(回答者 ひでき さん)
基本的には、無診察で処方することはできない、ですから、院内掲示するとかで対応することがよいでしょう。
体調が悪いのに、処方doで問題ないと、先生はお考えですか。
時間がない、なんていうのは本人の都合であり、そもそも診療が成立していないのに、貴院では保険診療をおこなうのですか。
どうしても、来院が難しい方を診察したいのであれば、オンライン診療を検討することが必要と思います。オンライン診療が健康保険で認められた状況であれば、今後は無診察行為そのものがもっと厳しい対応が取られる可能性があるかと思いますよ。
現時点でも無診察診療は厚生局から厳しく指導・対処されますよ。 それを、先生がどのように考えるのか、でしょう。
(回答者 もんさん)
ごもっともですが厳しいご意見が並んでいますね(汗)
ゆきさんのお勤め先では、既に全面禁止されているのですよね。
ただ昔は本人や代理問わず「薬のみ」の受付ってよくありましたよね。
ご近所のクリニックで現在も行っているなら、一般の方はなおさら疑問や不満を感じてしまうと思います。
まずは先のお二人も書いてらっしゃいますが、院内掲示(分かりやすい内容)が必要ではないでしょうか。
他には来院時に全患者様へ簡単な文書を配るとか。
あとは、どうしても窓口で苦情を言う方へ詳細な説明文を用意するのもいいかもしれません。
ご近所であれば、医師会など先生同士のつながりが気になるところですが・・・可能な限り「当院は制度に則ってきちんと診療を行っています。(他所は違反しているんですよ)」ということを患者様に伝えていきたいですね。
(回答者 さくらさん)
誤解させてしまっていたら申し訳ないのですが、決して無診察投薬をしたいという話ではなく、
このままお断りを続けるためにどう対処していけばいいのか
皆さんの職場ではどう対応されているのか聞きたいという質問でした。
うちは田舎ということもあり、昔から来ているからと無理を押しとおす患者が多く
先生も自分が断ると印象が悪いからと受付で対応するように求めており
整形外科ということもあって「骨の薬なんていつも同じじゃないか」と
言ってくる患者さんが多いのが現状です
(痛み止めが欲しいという場合には往診を提案しています)
院内掲示は既にしているのですがそういう人って見ていないんですよね…
教えていただいた方法でもう少し周知していきたいと思います
(質問者さんからのお返事)
これまでおこなってきた場合には、それができなくなったことに対して、不満を持つ方は一定数いるかと思います。
ゆえに、どのように対応されるのか、については、貴院の院長先生の判断になるかと思います。
本人受診なく処方、というのは健康保険での診療であればできない、になりますので、指導があった、周知があった、等窓口でも説明して対応するしかないかと思います。
その結果、貴院の考え方がかわってこれば、患者さんの考え方もかわってくるかと思いますよ。
(回答者 もんさん)
窓口対応に大変苦慮なさっていらっしゃること、お察しいたします。
地方によっては、農繁期など多忙な時期に受診するのは確かに困難で、なかなか
ルール通りにいかないケースがあります。
状態が安定している場合には長期投与や、時期をみて夜間・休日診療を一時的に
実施するとか、地域の方が長期療養・受診しやすい環境も考えていく必要があり
そうですね。
今後、何かお困りの際は、いつでも書き込みをしてください。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
(回答者 ひでき さん)

コメント