記事内に広告を含む場合があります。

肩鎖関節脱臼の手術

初心者になります。
手術手技について教えてください。
肩鎖関節脱臼にて、プレートの挿入をしました。
Dr.は骨折観血的手術だと教えてくれましたが、
本などでは適用が骨折のみでしたが算定可能でしょうか?
(2019/8/1)
お尋ねの件ですが、まず「肩鎖関節脱臼」について、先生にしっかり教えてもらいましょう。
肩鎖関節は、骨と肩甲骨の間の関節で、関節は肩鎖靱帯、鳥口鎖骨靭帯、三角筋・僧帽筋で支えられています。
転落・転倒などで肩の外側を強く打ちつけることにより、これらの靱帯・筋肉がいたみ肩鎖関節がずれます。
そのずれが「脱臼」です。X線写真を見せてもらうとわかるのですが、関節部分が離れていますよね。
それを整復するために、プレート(クラビクルフックプレート、エレパースプレート等)をあててスクリュー(ねじ)で締めて固定します。
この場合の手術手技料ですが、骨折ではないため、区分K078観血的関節固定術(この場合は3の8,640点)で算定します。
なお、プレート、スクリューは請求漏れのないようにしましょう。
整形外科にお勤めでしたら、まずは解剖生理学をしっかり勉強しておきましょう。骨や関節の名称と位置を覚えましょう。
(回答者 ひできさん)

コメント

タイトルとURLをコピーしました