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創傷処理の真皮縫合加算について

真皮縫合とは、縫合の跡を目立たなくするために行われます。

露出部(顔面、頸部、上肢にあたっては肘関節以下、下肢にあたっては膝関節以下(※足底部を除くに)に対して、創傷処理を行った場合に算定できます。

ただし露出部においても、算定できる部位とできない部位とがあります。
<真皮縫合加算の算定できる部位>
前額部、耳介部、鼻尖、赤唇、手背、足背
<真皮縫合加算の算定できない部位>
頭部、手掌、足底部、踵、指、趾、眼瞼
Q:なぜ、指は「真皮縫合加算」が算定できないのでしょうか?
皮膚は、表面より表皮・真皮に分けられます。
真皮には血管・神経(知覚神経)・筋肉(起毛筋)・皮脂腺・毛根が存在しています。
表在感覚(知覚)が不可欠な指において、この部分の損傷瘢痕形成はできるだけ最小限にすべきです。
真皮層に瘢痕を遺残する真皮縫合は、むしろ有害です。
指の背側面においては、真皮層が薄いため、真皮縫合は、手技上不可能です。
(社会保険支払基金より)
Q:なぜ、頭部は「真皮縫合加算」が算定できないのでしょうか?
A:真皮縫合は縫合痕を目立ちにくく縫う方法であり、露出部において算定可能である。頭部の被髪部位は通常縫合痕が目立つ部位ではないため、真皮縫合の加算は適当とはいえない。
(社会保険支払基金より)
Q:なぜ、踵は「真皮縫合加算」が算定できないのでしょうか?
A:真皮縫合は縫合痕を目立ちにくく縫う方法であり、露出部において算定可能である。踵(かかと)は通常縫合痕が目立つ部位ではないため、真皮縫合の加算は適当とはいえない。
(社会保険支払基金より)
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