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PSA精密測定 |
PSA精密測定は、診察、腫瘍マーカー以外の検査、画像診断等の結果から、前立腺癌の患者であることを強く疑われる者に対して検査を行った場合に、前立腺癌の診断の確定又は転帰の決定までの間に原則として、1回を限度として算定する。
ただし、PSA精密測定の検査結果が4.0ng/mL以上であって前立腺癌の確定診断がつかない場合においては、3月に1回に限り、3回を上限として算定できる。
なお、当該検査を2回以上算定するに当たっては、検査値を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。 |
PSA精密測定を算定するにあったての注意事項 |
PSA精密測定の算定回数は、初回検査を含めて3回までです。 |
「算定回数が複数月に1回のみ」とされている検査を実施した場合は、診療報酬明細書の摘要欄に前回の実施日(初回の場合は、初回であること)を記載することとされています。しかし、PSA精密測定については、初回の場合のことを記載する必要はありません。
ただし、前立腺癌の確定診断がつかず、PSA精密測定を2回以上算定する場合は、摘要欄に「未確」と表示し、PSA精密測定検査の実施月日及び検査値をすべて記載する必要があります。 |
「PSA精密測定を2回以上算定するに当たっては、検査値を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。」となっていますが、検査を外注している場合、レセプトの提出に間に合わないことがありますよね。「検査値が判明していないため、やむを得ず記載することができない場合」は、その旨を診療報酬明細書に記載することで差し支えないそうです。
- Q:PSAの算定は3か月とありますが、2回目、3回目は3ヶ月目のいつでもいいのですか。
1回目1月31日 2回目4月21日を算定したら査定されました。きっちり3カ月以降なのでしょうか
- 「PSA精密測定の検査結果が4.0ng/mL以上であって前立腺癌の確定診断がつかない場合においては、3月に1回に限り、3回を上限として算定できる。」とありますので、3ヶ月以降に算定するのが無難かと思われます。
しかし参考までに申し上げますが、泌尿器科の医師によると、学会等では算定日の13週目以降に次の算定が可能であると伺いました。
ご質問のケースでは1回目1月31日であれば2回目は5月2日以降に算定した方がベターだと思います。(2014年のカレンダーをもとにカウントしてます)
審査医の判断にもよると思いますが、きっちり3ヶ月目と13週目では差異が生じることもあり、その狭間で算定すると査定の可能性もあると思います。
(回答者 haryさん)
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PSA精密測定のレセプト記載例 |
PSA精密測定を平成18年4月10日、7月20日、10月30日の3回実施した場合 |
4月診療分レセプト |
PSA精密測定 140×1 |
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7月診療分レセプト |
PSA精密測定 140×1
(未確)
平成18年4月10日実施 検査値:4.1ng/mL
平成18年7月20日実施 検査値:4.2ng/mL |
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10月診療分レセプト |
PSA精密測定 140×1
(未確)
平成18年4月10日実施 検査値:4.1ng/mL
平成18年7月20日実施 検査値:4.2ng/mL
平成18年10月30日実施 検査値:4.2ng/mL |
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