- Q:C型肝炎関連検査の流れについて教えてください
- まず、HCV抗体を測定し、
結果が陰性であれば、C肝は否定、 高力価であれば、C型肝炎決定、 中力価または、低力価のときは、HCV抗原を検査します。 HCV抗原検査は、HCVコア蛋白質検査と同等です。
HCV抗原が、陽性のとき、C型肝炎決定 陰性のとき、HCV核酸増幅の検査も必要とします。 HCV核酸増幅検査はHCV核酸定量と同等です。
HCV核酸増幅が、陽性のとき、C型肝炎決定 陰性のとき、C型肝炎は否定されます。
以上が、大阪府のC型肝炎検査の基本になっています。
(回答者 カタカナのタマさん)
- Q:C型肝炎の診断が確定した患者に対して、HCV抗体価は算定できないでしょうか?
- 病名が確定したというのは、HCV抗体検査で陽性だったと解釈してよろしいでしょうか?
抗体が陽性だった場合、「HCVに感染しているキャリア」or「過去に感染し現在ウイルスは排除された」の二つの状態が考えられます。 この二つの状態を適切に区別するため、HCV抗体検査陽性の患者にHCV抗体価測定及びHCV-RNA定性検査を行うことは一般的に行われています。
ただ、都道府県によっては入院時のスクリーニングに対して確定病名がある患者への抗体価測定は認められていないようです。
なぜ抗体価測定をしたのか必要性についてコメントすれば間違いないと思います。
(回答者 tetoさん)
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