- Q:HBs抗原と共にHBs抗体を算定すると、抗体は必ず減点されると聞きましたが、HBe抗原と共にHBe抗体を算定した場合はどうでしょうか?本日Drの指示で、HBs抗原・HBs抗体・HBe抗原・HBe抗体の4項目算定がありました。
- これらの検査を行うということはB肝が確定しているか強く疑っていると思いますが、病名にはそのようについているのでしょうか?間違ってもスクリーニングでの検査ではないですよね?スクリーニングでこれらは間違いなく過剰ということで、査定が入ります。
ま
た、当月発症か、すでに確定していて経過観察かによっても検査内容は変わってきます。HBV−DNAがないことから、おそらく疑い病名と思われます
が・・・。当月の疑いなら、なんら問題ないと思います。しかし、各県によって審査基準?が異なりますので、間違いなく通るとは言い切れませんのであしから
ず。
(回答者 ヒロピーさん)
一般診療でこれらの四項目を同時に検査すると査定されるのは当然です。順序だてて検査をしないといけません。
一般的には、まずs抗原を調べて、陽性であれば次にe抗原を調べます。s抗体は、過去にB型肝炎にかかり、あるいはB型肝炎ワクチンの予防注射で抗体 が出来ているかどうかを見ます(私たちのところでは、診療上あまり調べることはありません)。
s抗原陽性でe抗原も陽性であれば感染力(活動性)が強く、 そして、s抗原が陽性でもe抗原が陰性であれば感染力が弱いことが予想されます。
予防注射を目的に調べるときには、s抗原とs抗体を調べますが、保険診療外です。
急性ウィルス肝炎が疑われる場合は、IgMHA抗体、HBs抗原、HCVVを同時に調べても良いと思います。
(回答者 てぃむさん)
- (質問の続き)質問の患者さんは、他病院で術前検査でHBs抗原(+)でキャリアの方です。当院に紹介され、初診来院日での初めての検査でした。今回は、どの検査までいいのでしょうか。HBs抗原のみでしょうか。病名は「B型慢性肝炎」と付きました。
- 初診で紹介ということから考えれば、HBV−DNAも含んでみんなやりたいところですね。コメントに「初診・紹介」の旨記載して請求してはいかがでしょうか?
(回答者 ヒロピーさん)
-
次に検査するのは、e抗原、e抗体、そして肝機能検査です。その結果、慢性肝炎が疑われ抗ウイルス薬による 治療が必要と思われる場合は、HBVDNAポリメラーゼなどの検査をしても良いと思います。
キャリアーでも肝機能が正常、e抗原陽性の場合は、ウィルスの 活動性があり感染力も強いということで、数ヵ月毎の経過観察が必要と思います。e抗体陽性の場合は、感染力も弱く心配ないでしょう。
肝機能検査に異常がない場合は、病名は「B型肝炎ウィルスキャリアー」としています。
(回答者 てぃむさん)
- Q:血液検査で、HBs抗原とHBs抗体等、抗体と抗原は、どちらかひとつのみの算定ですが、(レセにて返戻あり)HBs抗体半定量とHBs抗原もどちらかひとつでしょうか?
- 保険診療上はHBs抗体を調べることはないのでは。ワクチン接種などに関しては必要かも。それと血液を扱う人は調べておいた方がいいかも。
B型肝炎が疑われる場合は、まずHBs抗原を調べ、陽性の場合は次にHBe抗原を調べるという手順ではないでしょうか。最初から抗原と抗体を調べると抗体は査定されると思います。
(回答者 てぃむさん)
- Q:B型肝炎の疑いでHBs抗原を検査し陽性になり、次の段階でキャリアなのか急性・慢性肝炎なのか診断する為診断するためHBe抗原とHBe抗体とHBV核酸定量検査をする場合、適応病名は何になりますか?
もちろん事務が勝手に病名付するわけではありませんが、慢性肝炎疑いだけだと査定されますか?
他にHBV陽性とわかるようにHBV感染症がいりますか?
- 肝機能障害
B型肝炎の疑い
↓
B型肝炎(確定)
B型肝炎の急性増悪の疑い←HBV核酸定量検査実施時
で当院はレセプト通っています
(回答者 ちゃあさん)
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