- Q:検査依頼書に、一般細菌検査(喀痰)・塗末・培養と抗酸菌検査(結核菌検査)塗末・培養→培養陽性時PCR法と記載(チェック)されていた場合の算定方法を教えてください。
- S−M(D017 排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査 その他のもの)
- 、S−培(簡易培養検査)、S−蛍(D017 排泄物、滲出物又は分泌物の細菌顕微鏡検査 蛍光顕微鏡)、抗酸菌培養(抗酸菌培養はD020)、(陽性時)結核菌ーPCR(結核菌群核酸増幅同定検査)となります。
しかし、S−MとS−蛍は同時算定できませんので、S−蛍を算定することになります。(抗酸菌は普通のS−Mでは意味がないので、蛍光顕微鏡で調べます。)
S−培と抗酸菌培養は同時可、抗酸菌培養で陽性ならTB−PCR(結核菌〜)を算定しましょう。
- (回答者 ヒロピーさん)
- Q:近々、喀痰の細胞診をされる患者さんがいらっしゃいます。3回分検体を持参してもらうのですが、先生から「穿刺吸引細胞診、体腔洗浄等によるもの 190点」を×3回分算定できるのかと聞かれています。
検体が3回分あるので、190点×3回=570点を算定しても大丈夫なのかを教えて下さい。
- 以前、国保連合に問い合わせた時の回答です。
3日分の痰を1つの容器にまとめる蓄痰法(実日数1日)〜190X1回 (蓄痰法〜一つの容器なので顕微鏡検査は1回なので1回での算定) 3つの容器を1日分ずつ別々に入れた検体を提出してもらう連痰法(実日数3日)〜190X3回 (連痰法〜3つの容器なので顕微鏡検査は3回なので3回での算定)
通常は蓄痰法が一般的なため、連痰法で3回算定する場合は詳記があった方がよいようです。 連痰法の場合、実日数が3日必要ですと言われたのですが、通常なら一度の来院で3本渡してしまいますよね。その際の算定は3回で詳記をつけてくださいとのことでした。 その時は畜痰法だったので1回で算定しましたが、知人のクリニックでは連痰法3回で詳記をつけても査定されたそうです。
これもまた都道府県、連合、基金で解釈が違うのかもしれません。
(回答者 tetoさん)
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