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外来の実日数より検査回数が超えてしまう場合について

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外来の実日数より検査回数が超えてしまう場合について

患者さんに、自宅で検体を採取してもらって、まとめて検査料を算定する場合ってけっこうありますよね?

(例)  実日数 1日
     尿一般 × 2回(自宅にて2日分の尿を採取)

こういった場合、このままレセプトを提出すると検査の回数を、実日数に合わせて減点されることがあります。(私も経験あり・・・)

そういった事を防ぐために、レセプト点検時に「自宅にて ○日分の検体を採取」などの、コメントを記入することをオススメします!


あと大きな病院などでは、検査(胃カメラや胃透視など)を実施した日に診察を行わず、後日、検査結果の報告と共に診察を行うといったことがよくあると思います。
この場合、「検査のみ実施し診察がなされない日には再診料を算定せず、後日、診察のあった日には再診料を算定する」という算定方法になります。

同じ血液検査を1日に2回以上行った場合

よくある質問で「抹消血液一般の検査を、同日に2回行った場合は算定可能ですか?」
や「血液検査の試験紙法(血糖検査)は、1日何回算定できますか?」というのがあります。
Q:抹消血液一般の検査を、同日に2回行った場合は算定可能ですか?
診療上必要であれば算定可能だと思います。
が、そのまま二回で算定すると間違いなく審査で引っかかると思われます。
同じ検査を複数回行なった場合は、その検査が複数回必要だった理由などを診療を行なった医師にコメントを書いてもらう必要があるでしょう。
(ぽちさん談)
Q:血液検査の試験紙法(血糖検査)は、1日何回算定できますか?
普通に考えてNIDDM(U型糖尿病)で多くて1日3回、IDDM(T型糖尿病)で1日4回でしょうか?決まりはありませんが・・・
そのぐらいなら特にコメントなくても通ると思います。ただし、外来での算定はコメントしてください。・・・外来ではこんなにやらないか・・・?(ヒロさん談)
Q:外来の患者様ですが、同日にBS(血糖)の検査を時間をおいて2回行った場合、検査料は2回分算定できますか?又、その際にまるめ算定対象の血液化学検査を行った場合、BSは2項目としてカウントできるのでしょうか?
ご質問のけんですが、BSだけ「×2」、BS+生(T)での当院の算定は下記の通りです。
・BSだけ×2→11×2(採血料は「1日につき1回」なので1回)
・BS×1、生化学(T)BS含む9項目→11×1、102×1 (採血料は「1日につき1回」なので1回)
となります。
※キモは1回の採血でオーダーする検査内容ですね。

しかしながら、算定以外にどうしてBSを2回算定したかの根拠が重要です。場合によっては「過剰」による減点、最悪なのは疑義照会による「返戻」です。

当院の場合、コメントで「空腹時・食後2時間の2回血糖測定を実施しました」と請求しておりますが査定はありません。
(回答者 ひろくみさん)

受診せず検体だけ持参の場合

Q:ピロリ除菌後の除菌判定時に受診せず、検体だけ持参の場合、
糞便中ヘリコバクターピロリ抗原+免疫学的検査判断料のみ算定です。
この日の実日数はカウントされますか?
診療点数早見表でも再診料の請求のない検査・画像診断の請求の場合実日数に数えないとあります。
(回答者 醍醐さん)
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