- Q:超重症児(者)入院診療加算・準超重症児(者)入院診療加算についてご教授ください。
平成22年の改定時の、とある説明会で上記の加算に後期高齢者不可の縛りがなくなったと聞き算定準備を行いましたが、医学通信社刊行の診療点数早見表 2010年4月版の正誤一覧にて A212超重症児(者)入院診療加算・準超重症児(者)入院診療加算に関する「編注」の記載に,「また,後期高齢者についての算定制限が撤廃された」とありますが,今回改定で取扱いに特段の変更はないとのことですので,この一文は削除いたします。
との一文を発見し連合会に問い合わせたところ、やはりその部分について特に変更はないとの回答をもらい算定をあきらめていました。
しかし、先月出席した、とある講習会で「後期高齢者の縛りがなくなったのに算定漏れをしている医療機関がたくさんある」という主旨の説明があり混乱しています。 再度連合会に問い合わせましたが、散々待たされた挙句に「後期高齢者がダメということはないと思います・・・とりあえず請求してみてください・・・」との回答でした。 とりあえずと言われても人数も多く、スコアをつける労力を割いて全て減算されてしまったら・・・
そこで教えて頂きたいのですが、皆さんがお勤めの医療機関で後期高齢者に対して超重症児(者)入院診療加算・準超重症児(者)入院診療加算を算定している所はありますでしょうか?
- 算定できると思います(長文になりますが・・・)
一応の根拠として、2008年までの超重症児入院加算は、各入院料において算定できる加算のところに(後期高齢者医療確保法の規定による療養の給付を提供する場合を除く)の但し書きがありましたが、2010年からは上記の但し書きがありません。
試しに、2008年と2010年の医学通信社の早見表のA100一般病棟入院基本料の注の後にある加算(イロハニで示されているところ)の超重症者入院加算のところを見比べてみてください。
また、2008年のA100一般病棟入院基本料の超重症児入院加算の後ろには上記の但し書きがありますがA106障害者施設等入院基本料の超重症児入院加算には但し書きがありません。 (2008年はA100は後期高齢では加算の算定不可で、A106は加算の算定可でした)
ちなみに、私のところも医学通信社の正誤表に迷わされました・・・・ とりあえず査定はされていません
- (回答者 青りんごさん)
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