- Q:社保の方の特定健診の点数の取り方に悩んでいます。基本検査と詳細検査によって保険の負担金額が違うのですが、何が基本検査で何が詳細検査なのかよくわかりません。検査をした項目は心電図、胸写、骨塩、尿検査、血液検査(
CRP定量とCARFを含む)です。
- 特定健診の基本検査とは
・身体測定(身長・体重・BMI・腹囲)
・血圧
・血中脂質(中性脂肪・HDL−C・LDL−C)
・肝機能(GOT・GPT・γーGTP)
・血糖(空腹時血糖またはHbA1c)
・尿検査(糖・蛋白)
です。上記検査に問診が加わります。
詳細な検査は
・貧血検査(赤血球数・血色素量・ヘマトクリット値)
・心電図
・眼底検査
の3種類です。
詳細な検診を実施するためには貧血の既往歴または貧血の疑いがある者
血圧・脂質・血圧・肥満(BMI又は腹囲)のすべての項目において基準に該当するなどの要件があります。
上記は厚労省が出している最低検査項目になります。これに市町村独自で検査項目を付け加えるなどされているところもあるようです。
確認方法としては、患者様が健診時に持ってみえる特定健診受診券に項目が記載されていると思います。
不明の場合は医師会等でも確認が可能だと思います。
当院とはおそらく地域が違いますので参考までにですが、当地域においては
心電図・・・該当者のみ
胸写 ・・・市が実施する結核・肺がん検診のため特定健診に含めず
骨塩 ・・・市が実施する骨粗鬆症健診のため特定健診に含めず
CRP定量・CARF・・・検診項目としては取り扱わない
(本人が希望する場合、保険診療または自費診療として取り扱う)
となっています。
(回答者 冷え症さん)
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