- Q:「mapの由来」とはどういうことでしょうか?
- 血液に少量の保存液を加えたものを遠心分離し、上澄みの血漿と白血球や血小板層を除き、残り(40%)の赤血球層に保存液(MAP液)を46ml加えたのが「人赤血球濃厚液」です。
血液200ml由来の製剤の場合、(200+28)×0.4+46≒140mlとなります。
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200mlの血液に28mlの保存液を加え遠心分離をして、赤血球層(全体の量の40%にあたる)に保存液を46ml加えて製剤になる。
最近は白血球除去製剤となりましたので、(RCC-LR)が略号となってきたそうです。
輸血の手技料は輸血量によって異なりますが、「血液200ml由来」の輸血製剤を1袋使っても、実際の量が1袋140mlなら、輸血手技料は「200ml以下」での算定となります。
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