- Q:尿管ステントを留置されてる方が、ステント閉塞で緊急でSJステントに交換されました。
外来では前月に尿路ストーマ交換法としてステントを交換されていました。
ステントを交換すると【ステント抜キョ術+ステント留置術】で算定するような事がネット上にはかいてました。尿路ストーマ交換法は腎盂等に入れたピッグテール等を入れ替えた際にとれるのかと思っていました。
1、この患者様の場合、尿管ステント留置術で算定するのか、尿路ストーマ交換法で算定するのか教えて下さい。
2、尿路ストーマ交換法はどういう場合にとる手技かも一緒に教えていただけると幸いです。
- 今回のケースの場合、当院では尿路ストーマ交換法で算定しています。この算定の場合は在宅療養指導管理料(外来の場合)とストーマ交換処置料+特定保険医療材料(SJステント)と透視下で行うために、透視にかかわる画像診断料です。
尿路ストーマは、通常尿道が何らかの形で使用できなくなり、回腸導管などを用いて直接尿を体外へ排出させるためのストーマを作ります。その際に、SJステントを留置しますが、そのステント交換の手技料がストマ交換法となります。
通常SJステントは、腎瘻・膀胱瘻など、瘻孔がある場合に使用されるものであり、透視下でステント交換が実施される交換方法になります。ただし、瘻孔がある場合でも、DJステントが使用されていれば、手術の経尿道的尿管ステント留置術での算定になります。
尿管ステント交換(手術)は、通常DJステントが使用され、膀胱鏡を使用してステント交換が行われます。対象は瘻孔がない方になります。
(回答者 M2さん)
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