- Q:泌尿器科で勤務しています。
淋菌核酸同定検査とクラミジアトラコマチス核酸同定検査を一人の患者さんで同時に行った場合、以前からそれぞれ210点ずつ合計420点で保険請求してきて問題なく通ってきたのですが、急に3ヶ月続けて淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査という保険点数300点の項目に変更され120点の減点を国保連合から受けています。支払基金の方からの減点はないのでどちらが正しいのかと考えあぐねています。淋菌・クラミジアの同時検査は300点の方で請求するのが正しいのでしょうか?
- 診療点数早見表には
淋菌核酸同定検査とクラミジアトラコマチス核酸同定検査を併せて実施した場合には、主たるもののみ算定とあります。
淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密検査は、重複感染が疑われ、臨床所見や問診、その他の検査などで感染因子の鑑別が困難なものに対して治療法選択のため実施した場合、治療効果判定に実施した場合に算定できる。
淋菌核酸同定検査とクラミジアトラコマチス核酸同定の併算定は出来ないため210点。
でも淋菌及びクラミジアトラコマチス同時核酸増幅同定精密なら算定可能ですよ。・・って算定間違いを直していただけたのでは?
(回答者 醍醐さん)
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