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ひょう疽手術について

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ひょう疽手術について

Q:ひょうそ術に該当する内容はどういうものでしょうか?
手の指をひょうそ術で算定したら返戻がきました。理由がわかりません。教えてください。
ひょう疽はどの程度の物だったのでしょうか?

普通、ひょう疽と言われる状態は陥入爪によるものや、何かで傷をし感染した場合の爪周囲炎と呼ばれるものです。
抗生剤の投与や、傷に対して創傷処置。
化膿が見られると、メスの先や針で刺し排膿する程度ではないでしょうか。
そんな時は一瞬皮膚カットする程度なので、局所麻酔薬も使わないほど簡単なものです。
もしその程度であれば、当院であれば穿刺排膿後薬液注入45点でしょうか。
指のひょう疽に対して、皮膚切開術1 470点やひょう疽手術990点は算定しないと思います。
(回答者 醍醐さん)
Q:ひょう疽手術、陥入爪手術、爪甲除去術、カルテを見てもどれで算定していいか分かりません。
爪甲除去術
爪囲炎で肉芽が長期間治まらなかったり、爪根炎で排膿が必要な場合に爪の一部または全体を切除する。
爪甲白鮮又は爪床間にささったトゲの除去で麻酔をしようしない程度のものは「創傷処置」で算定する。
ひょう疽手術
ばい菌による爪囲炎は、急性爪囲炎とひょう疽分けられます。急性爪囲炎は指先皮膚の爪廓部(そうかくぶ)(爪廓軟部組織)、ひょう疽は深部(指尖球部(しせんきゅうぶ))の発赤・腫脹(しゅちょう)・疼痛・熱感を指します。これの区別は必ずしも明瞭ではありませんし、爪囲炎が進行してひょう疽になる場合もあります。
ひょう疽は、手指あるいは足趾の爪のまわりから末節部が赤くはれてズキンズキンとした激しい痛みがあります。炎症が浅い場合は、爪のまわりに膿疱ができ、深い場合には関節や骨が侵されて指趾を曲げることができなくなります。また、爪が取れてしまったり、腕や下腿のリンパ管に沿って炎症が広がり、赤い帯状のリンパ管炎を伴うこともあります。
冷湿布と抗生物質の投与で治まらず、膿が溜まった場合は切開排膿が必要になります。術後、2〜3日間ドレーンを挿入する場合もあります。(「軟部組織のもの」で算定)
炎症部がさらに広がり、末節骨や遠位指節関節にまで及ぶと骨性ひょう疽と言われ、側方切開で末節骨まで開き、腐骨、壊死組織、肉芽などを切除、掻爬します(「骨、関節のもの」で算定)
陥入爪手術
陥入爪はまき爪とも言われ、爪の片側または両側の弯曲が強くなり、先端が皮膚に食い込み、感染が加わって炎症を起こします。爪角をこまめに切ることで炎症を予防することができますが、炎症が長く続く場合や繰り返し炎症を起こす場合は手術的に形成を行う必要があります。
  1. 趾の側方軟部組織を爪の線に沿って縦に切除
  2. 爪を縦に部分切除する
  3. 切除を爪根まで延長し、外側部の爪母を掻爬して幅の狭い爪が生えるように形成する
1.2は「簡単なもの」で算定。3は「複雑なもの」で算定します。
※1趾ごとに算定できますが、同じ趾の爪の両側の手術をした場合は1回として算定します。
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