介護実習での体験談

●介護実習では実際にヘルパーが通常行っている仕事を体験して学ぶ事ができました。自分でテキストを用いて勉強した知識や、スクーリングで身に付けた技術を実際に現場で試すことで、知識の定着を感じましたし、わからないところはすぐに先輩のヘルパーに質問することができたので、わからなかったことなどを明確にすることができ、しっかりと補うことができました。とても有意義な実習で、介護に対する意欲も高まりましたし、この体験が大きな自信につながりました。（33歳女性）

●初めての介護実習で、初めは緊張していましたが、食事や入浴の介助を実際に体験することにより、具体的な仕事内容を知る事ができて良かったです。特に高齢者の皆さんと実際に接してコミュニケーションを取ることができたのは大きな経験になりました。認知症の方とは初めはどのような態度で接すべきなのかわからなかったので、話す言葉が見つからずに困ってしまいましたが、先輩ヘルパーの接し方や態度を見よう見まねで頑張りました。テキストやスクーリングだけでは決して体験できない実習でしたし、現場の空気をしっかり把握することができたので良かったです。（40歳男性）

●福祉の現場では、常にヘルパーの質が求められています。もちろん介護ヘルパーとしての心構えや心配りについてはしっかりと学んでいましたが、改めて実習を体験する事で学ぶ事ができました。介護ヘルパーの仕事には、高い人間性が必要なのだと、とても考えさせられた経験になりました。

2013年4月より、ホームヘルパーの資格内容が大きく変わりました。
これまでは『ホームヘルパー2級』という資格を取るだけでしたが、
2013年4月より、介護職員初任者研修という研修を必ず受けなくてはなりません。
そして研修後に行われる試験に合格したら初めて介護職員初任者研修修了者となることができ、そこでようやく介護職に就く資格を得た事になります。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修はスクーリングの時間と試験の有無が異なります。
介護職員初任者研修では、ホームヘルパー2級のスクーリングと比べて実際に介護施設でシーツを交換したり、着替えを手伝ったり、車椅子へ移動させたりと、実習に関する時間が長くなります。

また試験に合格する必要があるという点でも、若干ハードルが高くなったと言えるでしょう。
しかし介護職員初任者は、これからさらに需要が増えていく介護職の入り口です！！
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