グループホームで働く人の声

私は今グループホームで働いている男性です。
以前は何をしたら良いのか決められずにフリーターをしていたのですが、このままではいけないと感じ、資格を取ろうと思い立ち、ホームヘルパーの資格を取る事に決めました。
そして、ホームヘルパーの資格講座を何となくと言った気持ちで受講することになり、今ではヘルパーの仕事に就いています。
デイサービスでの仕事や老人ホームで働いた経験もありますが、今はグループホームに勤めていて、ケアマネージャーになるための勉強をしています。

施設にいるヘルパーというのは、利用者さんと一緒に過ごす時間が長いために、家族の様な感じになってきます。
訪問介護のヘルパーや、デイサービスのヘルパーというのは四六時中一緒にいるわけではないので、グループホームで働いていると皆が自分の親のように思えます。

介護というのはとても大変で、体力的にもキツく、辛いといったイメージを持つ方がほとんどだと思いますが、実際のところそんなにきついと感じたことはありません。
以前は自分や親が年を取る事がなんとなく怖かったのですが、今では誰でも順番に老いて行くということを自然に受け止めることができて来ました。

そして、この仕事は自分が毎日努力して、精一杯過ごすことが大切だと気付きました。
非常にやりがいのある仕事ですし、利用者さんもとても喜んでくれるので、自分に向いていると感じています。
これからも様々な利用者さんとの関わっていく中で、自分のこともしっかりと成長させていけたらと考えています。
そして、ある1日の業務の流れは以下の通りです。

8:30 出勤します。
    到着したらミーティングを行い、夜勤担当者から引継ぎを受け、当日のケア内容について話し合います。
    ミーティング終了後、利用者の方達と一緒に体操をしたり、掃除をします。

11:00 利用者の方達と昼食の支度をしたり、自分も食事をします。

14:00 利用者の人たちの入浴介助をしたり、レクリエーションをして楽しみます。
    利用者の方達に心から楽しんでいただけるような内容を考えることが
    生きがいと言っても良いかもしれません。

18:00 利用者の方達と話をして、最後に記録簿を付けるなどの事務作業をした後、帰宅します。

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2013年4月より、ホームヘルパーの資格内容が大きく変わりました。
これまでは『ホームヘルパー2級』という資格を取るだけでしたが、
2013年4月より、介護職員初任者研修という研修を必ず受けなくてはなりません。
そして研修後に行われる試験に合格したら初めて介護職員初任者研修修了者となることができ、そこでようやく介護職に就く資格を得た事になります。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修はスクーリングの時間と試験の有無が異なります
介護職員初任者研修では、ホームヘルパー2級のスクーリングと比べて実際に介護施設でシーツを交換したり、着替えを手伝ったり、車椅子へ移動させたりと、実習に関する時間が長くなります。

また試験に合格する必要があるという点でも、若干ハードルが高くなったと言えるでしょう。
しかし介護職員初任者は、これからさらに需要が増えていく介護職の入り口です!!
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